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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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農水支援 観光に生かす―糸数慶子氏 社大党委員長

県知事選に臨む 政党代表者インタビュー■5

 ―知事選の争点と意義をどう見る。
 「米軍普天間飛行場の移設問題を解決するための選挙だと思う。返還合意から 14 年間解決できなかった問題をきちんと争点にして、普天間飛行場の県内移設を断念させて決着をつけるべきだ」
 
―普天間移設問題など基地政策について仲井真弘多氏と伊波氏の違いは。
 「伊波氏は『県内移設反対』を明確にしている。県議や宜野湾市長時代から一貫して普天間の危険性と除去を主張し、米本国や国会でも訴えてきた。仲井真氏が、選挙が近付いていきなり県外移設を言うのは解せない」
 
―経済振興や将来ビジョンに対する両氏の違いは。
「仲井真氏は1千万人の観光客誘致を掲げたが、受け入れには限界があり、観光の質を高めることが必要。伊波氏は農水産業など第1次産業とそれに付随する製造業を支援し、観光産業に生かしていく。カジノには反対の立場で、沖縄の自然を守りながら、文化や平和を学びにくる人やリピーターを増やすことで、観光産業の人材も育成する」

―基地や経済以外の政策での評価は。
「伊波氏は、宜野湾市長として実績をつくってきた福祉や子育ての施策を県全体に生かせる。新たな保育所の設置、待機児童の解消、子どもの医療費の無料化に率先して取り組んできた。県の課題である雇用対策は、学校現場の教員の正規採用や自然環境に配慮した公共工事を身の丈でやっていく『沖縄版ニューディール』で対策を図れる」

―選挙態勢など取り組み状況は。
「党委員長を本部長として活動している。都市部では比較的知名度があるので離島や南部、北部など伊波氏と直接接する機会が少なかった地域への浸透が課題。伊波氏が強みとする子育て支援策などを強調して、若い世代に訴えていきたい」

―有権者に訴えたいことは。
「強い姿勢で日米政府と交渉する信念を持つ伊波氏こそ基地問題を解決できる。基地問題、若者の雇用、子育て支援策の三つは特に伊波氏の得意分野だとアピールしたい」
                            (聞き手='10 年県知事選取材班・比屋根麻里乃)
※「沖縄タイムス」2010 年11 月5 日付に掲載

by itokazu-keiko | 2010-11-05 10:56 | 報道
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