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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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稲嶺氏推薦を確認 社大党大会 名護市長選向け

稲嶺氏推薦を確認 社大党大会 名護市長選向け_f0150886_12445731.jpg
     10月27日(日)、教育福祉会館にて 
 
 社大党(糸数慶子委員長)は27日、本年度の定期大会を那覇市の教育福祉会館で開いた。米軍普天間飛行場返還問題の行方を左右する来年1月の名護市長選挙に向け、辺野古移設に反対する現職の稲嶺進氏を推薦する方針を確認した。
 大城一馬委員長代理は、稲嶺市長側が11月の初めにも、野党系の各政党に推薦願いを出す方向で調整していると報告。「稲嶺氏から推薦願いが来れば応じる方針を、党の最高意思決定機関である定期大会で確認したい」と提起し、了承された。社大党は前回の名護市長選でも稲嶺氏を推薦した。
 大会決議では、オスプレイの県内配備と辺野古への新基地建設、消費増税、TPP交渉参加、今国会に提案された特別秘密保護法案に反対する決議を全会一致で採択した。脱原発と再生可能エネルギーの推進などを盛り込んだ、大会スローガンも決めた。

※「沖縄タイムス」2013年10月28日付けに掲載

稲嶺氏推薦を確認 社大党大会 名護市長選向け_f0150886_12463441.jpg

○資料 委員長あいさつ 「第77回定期大会に望む」
                        沖縄社会大衆党中央執行委員長 糸数慶子

 はじめに第77回定期大会に際し、党員並びに党友の皆様と、日ごろから我が党の活動に対し、ご理解とご支持、ご支援をいただいております皆様に、今年2月の浦添市議会議員選挙、7月の参議院議員選挙、那覇市議会議員選挙において、我が党の公認候補がすべて当選いたしましたことを改めてご報告いたします。これらの勝利は一重に、皆様の熱い御支持、ご支援の賜物です。党を代表し、心から御礼を申し上げます。
昨年12月の衆議院議員選挙においては、自民党・公明党が躍進し、政権が交代する残念な結果となりましたが、2月に行われた浦添市議会議員選挙では、当山勝利書記長が3期目の当選を果たし、ついで7月の那覇市議会議員選挙においても平良識子副書記長が3期目の当選、新人の上原快佐も初当選を果たしました。これを我が党再生の第一歩としていくため、ますます努力していきたいと考えております。
 
 那覇市議会議員選挙と同日に行われた参議院議員選挙においては、私が党公認として立候補いたしました。この選挙では自公政権が「ねじれ国会解消」を目指して、まさに総力をあげて沖縄選挙区に取り組んでいたため、選挙終盤には首相をはじめとするほぼ全閣僚が自民党候補の応援演説に沖縄へ結集し、自民党政権対糸数慶子とも思わせる選挙戦となりました。しかしながら、沖縄県民の「平和への思い」は大変強固なもので、私は29万4420票という得票を得ることができ、3期目の当選を勝ち取ることが出来ました。この場を借りて、御支持、ご支援いただいた皆様に、深い感謝の意を捧げたいと思います。

 ところで、ここ数年来の懸案事項であるオスプレイの県内配備について、本年1月28日に県議会、各市町村長、各市町村議会、県選出・出身国会議員、県商工会連合会、連合沖縄、県婦人連合会、他多くの県民が上京し、オスプレイの配備に反対する建白書を「県民の総意」として安倍総理に手渡しましたが、それも空しく、昨年10月の12機の強行配備に続いて、今年の8月と9月に追加で12機、計24機が米軍普天間飛行場に配備されることになり、県民の負担を増大させています。そのうえ5月には米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が沖縄本島東方海域へ墜落、さらに8月には米空軍のHH60救難用ヘリの墜落し死者がでるなど、度重なる深刻な事故が相次いでいます。このような状況下で住宅密集地の普天間飛行場に県民の反対を完全に無視して配備を強行する日米政府が真の民主主義国家なのか、疑問が生じます。またこの度のオスプレイの配備は、単なる在日米軍・在沖米海兵隊へのヘリ部隊配備とは違い、日米軍事同盟を堅持、機能強化し、沖縄を恒久的な軍事拠点と位置付けるための配備であり、米軍と自衛隊の一体化も進んでいます。高江のヘリパッド建設や辺野古新基地建設とも連動する訓練は激化しており、夜間訓練も当たり前の様に実施されています。

 日米両政府は本年10月に2プラス2を開催し、「運用上、政治上、財政上および戦略上、唯一の解決策」と強調して、辺野古移設計画を推進することで一致しました。しかし、私たち沖縄県民は知事、そして名護市長を先頭に辺野古移設反対を主張しており、辺野古への新基地建設は絶対に阻止しなければなりません。
また、住民生活を破壊し、日増しに激化する嘉手納と普天間の爆音問題も含め、放置することはできません。日米両政府が合意した騒音防止協定の遵守を求める一方、第三次嘉手納、第二次普天間の爆音訴訟を全面支援いたします。
 また米軍人・軍属による事件が頻発しています。昨年8月には在沖米海兵隊所属の米兵が県内40代女性に対して行った強制わいせつ事件、10月には中部地区において海軍所属兵2人が県内女性1人を集団で暴行する事件が起こりました。更には11月、夜間外出禁止令が敷かれるなか、読谷村及び那覇市において民家への住居不法侵入で米兵らが逮捕される事件が起きました。これらの事件をうけて、在沖米軍は綱紀粛正を掲げ、様々な対策を講じるとしていながら、状況は一向に改善されず、県民の怒りはますます強まるばかりです。一日も早いオスプレイの全機撤去、米軍人・軍属による事件・事故を無くすためにも、早期に日米地位協定を抜本的に改定し、基地のない平和な沖縄を築かなければなりません。

 基地問題が大きな関心事ではありますが、他にもなすべきことは数多くあります。まず、子どもの貧困や待機児童の解消に向けた施策の早急な実現、子育て支援、性被害者ワンストップ支援センターの設置等であります。いじめ問題も看過できません。観光分野においては、歴史や文化、自然環境を生かしたグリーンツーリズムの拡充などに重きを置き、カジノ導入には引き続き断固、反対します。TPPへの参加、特に砂糖の関税撤廃には断固反対です。原発再稼働、消費税増税にも反対です。また、県民の頭ごなしに締結された日台漁業協定の見直しを求めます。

 さて、選挙は本年11月に北谷町長選、糸満市議会議員選挙、年明けには、名護市長選挙、南城市長選挙、読谷村長選挙、石垣市長選挙、沖縄市長選挙など17の首長選挙や9月の市町村議員統一選挙、11月には県知事選挙を控えております。社大党の再生は、地域政党・土着政党として、地に足の着いた日常の政治活動にあり、地域住民との直接対話による諸問題の解決にあると確信しています。今後とも我が党へのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

by itokazu-keiko | 2013-10-28 18:41 | 報道
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