
摩文仁の丘でご来光を仰ぎ、平和を願う(元日、午前7時30分)
あけましておめでとうございます。
新しい年は、遅かれ早かれ総選挙があります。もちろん、経済対策を最優先に国民の生活を守る、特に非正規社員の雇用を確保することが最重要課題です。そのため麻生自公政権を一日も早く終わらせ、国民の信任を受けた政権を誕生させるべきです。そして、この国のあり方、進路を明確に示し、政策を実行していくことこそが国民、県民の切なる願いなのです。県民の良識ある選択に期待いたします。
県内においては在日米軍の再編が加速するでしょう。絶対に新しい米軍基地を造らせてはいけません。この基地建設を許せば沖縄は恒久的な米軍の軍事拠点となります。さらに自然環境の保全のため泡瀬干潟の埋め立てを阻止しなければなりません。
またカジノ導入の是非をめぐる論議も活発化するでしょう。道州制も極めて重要なテーマです。教育への取り組みも大切です。2月には三度、教育立国・フィンランドを訪れ、勉強をしてきます。
2009年の新たなる年は、沖縄の未来を担う様々な課題や問題が山積しています。そこにおいて最も重要なのは県民のコンセンサスです。沖縄のことは県民のコンセンサスを得て決める。そのためにも沖縄の明日に向けた不断の努力を重ねていきたいと思います。
末尾となりましたが2009の丑(うし)年がみな様にとって幸多き年となりますようお祈りいたします。
2009年元旦 参議院議員 糸数 慶子