
1月4日、東村髙江でヘリパッド移設に反対する住民運動の現場を弁護団(団長・池宮城紀夫弁護士)とともに視察してきました。この問題は、ヘリパッド移設に反対し座り込みを続ける住民に対して、沖縄防衛局が通行妨害禁止を求める仮処分を那覇地裁に申し立てたことによります。池宮城団長らとともに、移設予定地の6地区につながる5つのゲートを視察し、説明を受けて、座り込みの正当性と防衛局の対応の不当性を感じました。(写真上)
仮処分申し立てに怒り
○…「平和の配当を等しく与えることが国の責務のはずだ」と憤る
糸数慶子参院議員(無所属)。ヘリパッド移設に反対し、東村髙江で座り込みを続ける住民らを相手に、沖縄防衛局が通行妨害禁止の仮処分を那覇地裁に申し立てたことに怒り心頭のようす。「民主主義を否定するようなことが行われている」と厳しく指摘。自らも野鳥観察などで歩き回った地域だけに、「豊かな自然が舞台ということも忘れてはならない。ファイトがわいてきた」とやんばるの森で新年の誓い。 (東)
※「沖縄タイムス」2009年1月6日付け「記者のメモ」に掲載