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![]() 【東京】米軍普天間飛行場でジェット燃料が流出した問題に関連し、防衛省の山内正和地方協力局次長は24日の参院内閣委員会で、2003年度から09年3月23日にかけて県内米軍施設内で起きた油漏れ件数が、8施設21件に上ると説明した。糸数慶子氏(無所属)に答えた。 施設別では、キャンプ瑞慶覧7件、嘉手納基地5件、ホワイトビーチ地区2件、陸軍貯油施設2件、那覇港湾施設2件、普天間飛行場とキャンプ・ハンセンとキャンプ・シュワブがそれぞれ1件だが、いずれも米軍から通報を受けた件数だとした。 3日に普天間飛行場であった燃料漏れの原因について、山内次長は「米軍によると、燃料貯蔵所から燃料タンクに航空機燃料JP5を補給した際、タンクの計測器が誤作動したため」と答弁。米側は再発防止策として、計測器を回収し、作業手順を見直したという。 10日には沖縄防衛局長から在沖海兵隊基地司令官に、再発防止の徹底と迅速で積極的な情報提供を文書で申し入れたとした。 金武町の伊芸区財産保全会が流弾事件に抗議し、10年度からキャンプ・ハンセン内の軍用地の賃貸借契約を行わない意向を示したことについて、山内次長は「現時点で具体的な申し入れを受けていないので、省の見解は差し控えたい」とした上で「ハンセンは演習場などとして必要な施設であり、保全会の理解と協力を得て円滑に使用できるよう努力したい」と述べた。 ※「沖縄タイムス」2009年3月25日に掲載 在沖米軍施設の油漏れ 03―08年度に21件 【東京】防衛省の山内正和地方協力局次長は24日の参院内閣委員会で、2003―08年度に同省が米側などから通報を受けた在沖米軍施設・区域関連での油漏れ件数が8施設、計21件に上ることを明らかにした。内訳は普天間飛行場1件、キャンプ瑞慶覧7件、嘉手納基地5件、陸軍貯油施設2件、ホワイトビーチ地区2件、那覇港湾施設2件、キャンプ・ハンセン1件、キャンプ・シュワブ1件。糸数慶子氏(無所属)に答えた。 同省は「米側から連絡が入った情報は基本的に県や自治体に通報している」と話している。 このほか、金武町の伊芸財産保全会がキャンプ・ハンセン内の軍用地賃貸契約を10年度以降は更新拒否すると決めたことについて、山内次長は「現時点で保全会から具体的な申し入れを受けていないので見解は差し控える」としたが、「ハンセンは米軍の演習場などとして必要な施設であり、今後保全会の理解と協力を得て引き続きこの土地が円滑に使用できるよう努力したい」と述べ、更新できるよう努める考えを示した。 ※「琉球新報」2009年3月25日に掲載
by itokazu-keiko
| 2009-03-25 14:58
| 報道
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