
5月30日(土)、沖縄大学において第444回土曜教養講座『みんなをのばすフィンランドの教育‐「競争」から「共創」の教育へ』と題して、フィンランド教育講座を開催しました。
はじめに、森田弘美さん(沖縄フィンランド協会理事)が昨年2月に行ったフィンランド教育視察の時に撮影した映像を用い、現地の就学前教育や小学校での授業風景を紹介し、また読み聞かせを通じて心の教育をしていくということや、待つ教育が大事だということを紹介しました。
次に、私が本年2月のフィンランド教育視察団での様子を、写真で紹介。
フィンランドでは、障害を持つ子どもたちも一つの教室の中で一緒に授業を行っていること。フィンランドでは競争をしない教育の下でやってきた成果が、学力世界一という評価になっており、落ちこぼれをつくらない、教え合い、学び合う環境づくりが大切だということをお話しました。
また、今年の4月から約1年間、沖縄尚学高校に留学しているフィンランドからの留学生3名との質疑での交流や、さらに今年の9月から約1年間、フィンランドに留学する沖縄尚学高校の生徒を紹介しました。
会場には約100名の方々が訪れ、フィンランドの教育に対する関心の高さが伺えました。

沖縄尚学高校に留学しているフィンランドの留学生(左からクリスタ、サーナ、レーナさん)も、フィンランドでの学校生活の様子を報告してくれました。

会場には約100人の方々が参加しました。