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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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基地内 石綿労災9件 申請13件、2人死亡

 【東京】県内の基地内労働者および退職者で、石綿(アスベスト)が原因で肺がんにかかり労働者災害補償保険法(労災)に基づく保険給付を請求した件数は、2005年4月から09年3月末までの4年間で13件、認定件数は9件、請求後の死亡者数は2人(労災認定者)だった。米軍基地から排出される廃棄物の現状を尋ねた糸数慶子参院議員(無所属)の質問主意書に対する政府答弁書で明らかになった。
 宜野湾市のキャンプ瑞慶覧では今年4月、家族住宅の関連工事に伴い、石綿を含んだ廃棄物が日本政府や地元自治体への連絡なしに基地外に搬出されるという問題が発生した。
 政府答弁書によると、駐留軍等労働者を対象とした石綿に関する健康相談窓口での相談件数は、窓口開設時の05年8月から09年3月までの期間で延べ366件あった。
 県内の米軍基地内で石綿が使用されている施設は、キャンプ・コートニー、嘉手納飛行場、キャンプ瑞慶覧の3基地内の施設4棟。建設当時、石綿含有率が5%以下の吹き付けロックウールが使用されていた。具体的施設としては「通信所など」とだけ表記。防衛省は「それ以上の具体的な施設名は明らかにできない」とした。

※「琉球新報」2009年6月10日付けに掲載

石綿被害 健康相談366件/05~09年基地従業員 
在日米軍は法適用外

 
【東京】政府は9日、石綿(アスベスト)被害について県内基地従業員らが2005年8月~09年3月までに、沖縄防衛局と独立行政法人・駐留軍等労働者労務管理機構沖縄支部が開設している健康相談窓口への延べ相談件数が366件に上ることを明らかにした。
 糸数慶子氏(無所属)の質問主意書への政府答弁書で示した。
 在沖米軍基地内で、政府が把握する石綿使用の施設については「キャンプ・コートニー、嘉手納基地、キャンプ瑞慶覧に建設された通信所など4棟の天井などに建設当時、石綿含有率5%以下の吹き付けロックウールが使用されていた」とした。
 一方、07年度に県内基地から排出され、民間業者に処理された一般廃棄物は3万2342トンと説明したが、産業廃棄物に関しては「把握していない」とした。
 答弁書によると、国際法上、駐留する外国軍隊は特別な取り決めがない限り、受け入れ国の法令は適用されないとして、在日米軍も廃棄物処理法や大気汚染防止法の適用外とした。

※「沖縄タイムス」2009年6月10日付けに掲載

by itokazu-keiko | 2009-06-10 11:42 | 報道
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