
右から3人目がカマチョ知事
来沖中のグアムのフェリックス・カマチョ知事は27日、宜野湾市内で下地幹郎衆院議員(国民新)、
糸数慶子参院議員(無所属)、大田昌秀前参院議員と意見交換した。在沖米海兵隊の移転を含むグアム軍事統合計画についてカマチョ知事は、受け入れるインフラ整備の不十分さを指摘した上で「機会があれば、日本の国会でグアムの現状を説明したい」と述べた。
また、島内の道路整備に関する米国政府の予算措置を説明したが、「大規模な移転なので、島に与える影響は非常に大きい。島民の70%以上は受け入れに賛成だが、移転を成功させるためには軍だけでなく島全体への財政支援が大事だ」と述べ、オバマ政権に引き続き支援を求める考えを示した。
※「沖縄タイムス」2009年6月28日付けに掲載