
シンポジウムでは「沖縄米軍基地問題と国会活動」について報告しました。
環境問題など報告 ソウル
日韓の米軍基地問題について話し合う「東アジア米軍基地環境問題解決のための国際シンポジウム」(同実行委員会、イ・ミジョン民主党国会議員室主催)が10日、韓国ソウル市のフランシスコ教育会館で開かれた。韓国や沖縄県などから約60人が参加し、基地が引き起こす環境問題を中心に報告。日韓が連携して基地問題解決に取り組むことを確認した。
県内から参加した
糸数慶子参院議員は「沖縄の基地問題が国会で取り上げられる機会は少なかったが、政権が変わり与党国会議員で『うるの会』を結成したことで、沖縄が一丸となって政府に意思を反映させていく態勢ができた」と報告。
韓国の参加者からは「日米地位協定を見直すことは、韓国の基地問題解決も後押しする」と期待する声が上がった。韓国のイ・スジョン・ソウル市議らも登壇し、在韓米軍基地からの油流失や騒音などの環境問題について報告した。
※「琉球新報」2009年9月13日付けに掲載

左から、山内末子沖縄県議、イ・ミジョン議員、私、イ・スジョン・ソウル市議(写真提供は上下とも大島俊一氏)