
1日、内閣府沖縄振興局から2010年度の概算要求の説明を受けました。
10日めどに案を提出
【東京】鳩山内閣が2010年度予算の概算要求を全面的に見直す方針を示したことを受け、県選出・出身の民主、社民、国民新、無所属の衆参国会議員7人でつくる「うるの会」(会長・喜納昌吉参院議員)は1日、概算要求練り直し案の策定作業に入った。
鳩山内閣が15日までに見直し案をまとめる意向を示していることから、同会は5日まで3回にわたって内閣府から概算要求の内容説明を受けた上で練り直し案をまとめ、10日をめどに前原誠司沖縄担当相に提案する意向だ。
練り直し案策定に向け同会は1日、衆院議員会館で、内閣府から沖縄振興局関連の概算要求について説明を受けた。参加議員からは、予算の在り方について「一括交付金にしてほしい」、県立宮古病院の移転計画について「位置の再考が必要ではないか」、旧軍飛行場跡地を対象に地域活性化事業を実施する特定地域特別振興事業に対し、「地元には個別補償を求める声がある。再検討が必要ではないか」などの意見が出た。
※「琉球新報」2009年10月2日付けに掲載