○…「多くの国民が基地や日米安保の問題を国民的課題として考えるようになった」と話す
糸数慶子参院議員(無所属)。今月上旬、東京都小金井市の市民団体の招きで講演するなど県内の基地の状況や沖縄戦を紹介する活動を地道に続けている。「出席者は熱心に聞いてくれる。基地はいらない、地位協定の改定を求める県民の願いは伝わる」と強調。「フィリピンでは国民世論の高まりで基地を追い出した。沖縄でもできるはずだ」と手応えを感じている。世論を力に政府追及に闘志を燃やす。
※「沖縄タイムス」2010年5月22日付け「記者のメモ」欄に掲載