
6月21日(月)、「子ども振興計画の策定と子どもの虐待未然防止」のため、高嶺善伸県議会議長に要請をおこないました。
沖縄子ども女性ネットワーク(共同代表 山内優子・糸数慶子)と、沖縄子ども貧困解消ネットワーク(共同代表 知花聡・與座初美・山城康代・崎原林子・山内優子)によるもので、県内の子どもたちを取り巻く環境改善のために、県議会の中でも議論をしていただきたいという内容です。
「子ども振計策定を」 市民団体 県議会に要請
沖縄子ども貧困解消ネットワーク(知花聡・與座初美・山城康代・崎原林子・山内優子共同代表)と沖縄子ども女性ネットワーク(糸数慶子・山内優子共同代表)は21日、県議会に高嶺善伸議長を訪ね、子どもの貧困問題が虐待や非行などの連鎖を生んでいることを指摘した上で、「沖縄子ども振興計画(仮称)」の策定などを要請した。
山内共同代表は「復帰後、振興計画に8兆円の資金が投入されてきたが、高い失業率や所得の低さなどが家庭の子どもに影響を与えている」と早期の計画実現を求めた。
糸数共同代表も「子どもの貧困の実態を県議会でも取り上げて、議論してほしい」と要望。要請ではこのほか、「SOS沖縄子ども村」の建設や夜間保育施設、学童保育、ファミリーサポート制度の充実などを求めている。
高嶺議長は「県議会も子どもの権利を守るために何をすべきか、何が不足なのか、子どものための振興計画策定が必要であれば、議論してゆきたい」と述べた。
※「沖縄タイムス」2010年6月22日付けに掲載

同21日、議長要請のあと、県議会文教厚生委員会のメンバーと「こども振興計画」について勉強会を行いました。