政府は12 日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先に米海兵隊が垂直離着陸輸送機「オスプレイ」を配備する計画に関連し、移設先を利用するヘリコプターなど米軍機の飛行経路を変更しても環境影響評価(アセスメント)のやり直しは不要とする答弁書を閣議決定した。
糸数慶子参院議員(無所属)の質問主意書への答弁。
答弁書はオスプレイ配備による経路変更について「現時点で何ら決まっておらず」と言及しなかったが、一般論として「環境影響評価その他の手続きを経ることは要しない」としている。
※「朝日新聞」2010 年10 月13 日付け朝刊4面に掲載
再アセス「不要」―答弁書閣議決定
普天間代替施設 オスプレイ配備
【東京】政府は12日の閣議で、米軍普天間飛行場の代替施設建設に伴う環境影響評価(アセスメント)について、普天間に配備予定の海兵隊輸送機MV22オスプレイの飛行に関連したアセスのやり直しは必要ないとする答弁書を決定した。
糸数慶子参院議員の質問主意書への答弁。
答弁書は県アセス条例の規定を基に、「飛行経路の変更にかかる事業内容の修正は、あらためて環境アセスその他の手続きを経ることは要しない」とした。
代替施設の飛行経路をめぐり、米側はオスプレイ配備も念頭に、日本政府が従来説明した経路の大幅修正を求めている。答弁書は、飛行経路の変更自体には「現時点では何ら決まっていない」とした。
県もオスプレイ配備はアセスやり直しの要件には当たらないと説明している。
代替施設の環境アセスは、名護市辺野古に2本のV字形滑走路を建設するとした自公政権時の日米合意(現行案)を基に開始した。当初からオスプレイ配備が取りざたされていたが、アセスでは盛り込まれていない。
※「琉球新報」2010 年10 月13 日付けに掲載