陸自・空自 廃棄方法を調査
【東京】政府は12 日、自衛隊が現時点で保有するクラスター(収束)弾について、陸上自衛隊が3 種類1 万2263 発、航空自衛隊が1 種類1748 発の計1 万4011 発とする答弁書を閣議決定した。海上自衛隊は持っていないという。
糸数慶子参院議員(無所属)の質問主意書に答えた。
日本はクラスター弾を全面禁止する条約を批准済み。今後の廃棄に関しては「具体的な方法や費用について調査を民間委託しており、結果を踏まえて具体的な計画を決定する」とした。
政府は昨年5 月の国会答弁で、自衛隊の保有状況について4 種類を持っているとしたが数量は「防衛能力にかかわる」として答えていなかった。
※「沖縄タイムス」2010 年10 月13 日付けに掲載