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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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子育て、カジノも争点―糸数慶子社大党委員長

2010 県知事選 各党こう戦う(5)

 ―知事選の意義は何か。
「返還合意から14 年間解決していない普天間飛行場問題を解決するため、辺野古への新基地建設断念にとどめを刺す選挙だ。1月の名護市長選、9月の同市議選に続き、ホップ・ステップ・ジャンプで県民の意思を確認するため、伊波洋一氏を勝利させたい」

 ―仲井真県政の評価は。
「仲井真弘多氏が4年前の県知事選で私と戦った時に公約に掲げた普天間基地の3年内の閉鎖状態、危険性除去は少しも実現しておらず、むしろ夜間・早朝の爆音はひどくなった。基地問題よりも強調していた雇用問題も改善していない」

 ―争点は何だと思うか。
「新基地建設反対と子育ての問題だ。沖縄は全国一の失業率だが、子育ての現場から悲鳴に近い声がある。県は子育て支援センターの補助金などを削除し、子育ての中での貧困の連鎖を交代させている。もう一つはカジノ。仲井真氏は選挙の目玉に掲げた推進派。調査に多額の予算を使ったが、再選出馬のこの時期になって態度をあいまいにしている。伊波氏は明確には対だ」

―知事が普天間の県外移設要求に転じ、伊波氏と違いが分かりにくいとの声もある。
「知事は県内移設反対と一言もいっておらず、『県外』はごまかしだ。完全に争点になる。もし本当に反対なら名護市議選でなぜ移設誘致派を応援したのか。県民を愚弄している」

 ―民主党や国民新党の下地幹郎衆院議員らの対応が決まらない。野党共闘の枠組みは狭まりそうだが。
「そうは受け止めていない。民主にも共闘を表明する議員がいる。下地氏も一緒にやっていける。社大党はこれからも野党共闘の要役を担っていきたい」

 ―党の取り組みは。
「無所属も含めた女性議員を中心に子育て世代の親たちと運動したい。本島との格差を抱える離島の若い人たちとも連携したい」

 ―次期振興法・振興計画についてはどう考えるか。
「菅内閣はまず基地政策を改める必要があるが、沖縄の自立経済確立に向けた特別措置法は必要だ。振興予算は稲嶺、仲井真県政に比べ、大田県政がはるかに多かった。保守県政だから国の予算がたくさん入っているわけではない」                     ('10 知事選取材班)

※「琉球新報」2010 年10 月24 日付けに掲載
子育て、カジノも争点―糸数慶子社大党委員長_f0150886_1351258.jpg


by itokazu-keiko | 2010-10-24 13:47 | 報道
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