【東京】菅直人首相の施政方針演説を受け、県選出・出身国会議員からは振興策で具体的な言及がなかったことや、普天間飛行場の辺野古移設を明記した5月の日米合意を踏襲したことへの不満が出た。一方、沖縄問題に多く触れた施政を評価する声もあった。………
糸数慶子参院議員(無所属)は「日米合意の踏襲では普天間問題の解決は図れない。南西地域・島嶼部の軍事基地化を危惧する」と問題点を指摘した。
※「琉球新報」2011 年1 月25 日付けに掲載
沖縄の遺骨収集に触れて
糸数慶子参院議員(無所属) 3点を指摘する。硫黄島の遺骨収集に関し「沖縄」の現状にも触れるべきである。日米合意を進めるという時点で誠意が感じられない。振興面では当然触れるべき新たな振興法についても一言もなく、説得力がない。
※「沖縄タイムス」2011 年1 月25 日付け「国会議員コメント」欄に掲載