
14 日(月)、浦添市議団の対政府要請に同行しました(外務省にて)。
浦添市議団の要請に
【東京】下地恵典浦添市議会議長ら市議団は 14 日、北沢俊美防衛相と枝野幸男官房長官兼沖縄担当、前原誠司外相らを訪ね、同市の牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の返還につて、日米合意の普天間飛行場移設とのパッケージ(一括実施)から切り離し早期返還を求める要請決議を手渡した。要請団によると、前原外相はキンザー全面単独返還要求に対し、「外務、防衛、内閣府など4府省が既に米に問題提起して交渉を始めている」と答えた。
ただ昨年 5 月の日米共同声明に盛り込んだ一部先行返還か全面単独返還の交渉かは明示しなかったという。
枝野長官は 14 日の会見で、市議団の要請への対応について「全部を完全に切り離しができるかは別にしても、なんとか米側との交渉で部分的にでも早期返還できる部分がないかさらに努力していくと答えた」と述べた。
同行した儀間光男浦添市長によると、北沢防衛相は「相手(米軍)のある話で一生懸命取り組みたい。来年度から環境アセスが 3 年間かかる。アセスを進めながらパッケージを外す突破口となればいい」と述べた、という。
要請団は閣僚らの要請に先立ち民主党本部にも要請した。
※「琉球新報」 2011 年 2 月 15 日付けに掲載。

枝野幸男官房長官兼沖縄担当相にも要請。