○…東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区を視察した
糸数慶子参院議員(無所属)。交流のある労働組合関係者の無事を確認したものの、津波被害を目の当たりにし「家があった場所に生活道具が散乱していた。一瞬ですべてを飲み込んだのだろう」と言葉を詰まらせた。社大党が募った募金や沖縄料理のレトルト食品などを贈り、「沖縄は戦後、本土からの支援があった。今度は沖縄の番。10 年、20 年と強力したい」と息の長い支援の必要性を実感していた。(東京)
※「沖縄タイムス」 2011 年 4 月 15 日、「記者のメモ」欄に掲載
「菅降ろし」に苦言
○… 12 、13 の両日に宮城県に入り、土台しか残っていない知人宅や家族を失った少女を目の当たりにした
糸数慶子参院議員。現場の惨状を沖縄戦と重ね「戦後、本土からたくさんの物資や教科書が送られ助けられた。今こそ恩返しを」とあらためて支援を決意。災害対策へのまずさから「菅降ろし」の声が日に日に強まる永田町に「基地問題で私も不満はあるが、今はみんなで立ち上がる時期。ほかにやることがある」と、再燃しつつある政局騒ぎに苦言。
※「琉球新報」 2011 年 4 月 15 日、「記者席」欄に掲載