
6月16日(木)、内閣委員会の一般質疑で、沖縄問題に集中して 30 分間質問しました。
①北沢防衛相と仲井真知事との会談②日米安全保障協議委員会(2プラス2)③オスプレイの沖縄配備④嘉手納統合案⑥硫黄鳥島への訓練移転など多岐にわたりました。
質疑のなかで、政府側は米軍普天間基地の辺野古移設(日米合意)の推進を明言し、「県外・国外移転」を求める県民の声を全く無視していることが改めて明らかになりました。
政府の誠意伝わった 防衛政務官 知事への事前伝達で
【東京】広田一防衛政務官は16日の参院内閣委員会で、日米安全保障協議委員会(2プラス2)の内容を事前伝達した北沢俊美防衛相と仲井真弘多との13日の会談について「(2プラス2の中身を)知事に十分納得してもらったと考えていないが、少なくとも(政府の)誠意はくみ取ってもらえたのではないか」と述べた。
防衛省の高見沢将林防衛政策局長は、普天間飛行場の危険性除去の根本的解決は移設の実現とし「普天間の固定化に直結しないよう、2プラス2で一刻も早い危険性除去につながる合意をしたい」と述べた。
垂直離着陸輸送機MV 22 オスプレイの沖縄配備に関する国防総省の発表について、高見沢氏は「日本や沖縄県に相当配慮して計画が固まる前に(配備する)意図を表明した」と述べた。
糸数慶子氏(無所属)に答えた。
※「沖縄タイムス」 2011 年 6 月 17 日付けに掲載

答弁する広田一防衛政務官