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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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「24時間保育」で講演-エイビイシイ保育園の片野園長を迎え

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 10月17日(月)、北谷町のニライセンターカナイホールにて、子育て中の親が安心して働くために~昼も夜も質の高い保育をめざして~と題した、講演会を開催しました(主催は「沖縄子どもを守る女性ネットワーク)。
 講演は、沖縄県私立保育園連盟会長の玉城善徳会長には、「沖縄の夜間保育の現状」を、東京新宿区にあるエイビイシイ保育園園長の片野清美さん(写真上) には、24時間保育と24時間学童保育についてお話しいただきました。
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    片野清美園長の講演に耳を傾ける参加者。
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   私も、主催者の1人としてごあいさつさせていただきました。

24 時間保育 必要性強調
東京で運営 片野さん講演

 東京都新宿区で 24 時間保育園・学童クラブを運営する片野清美さんが 17 日、ちゃたんニライセンターで講演し、都内で 24 時間保育園が初めて認可された経緯や夜間保育・学童の必要性を説いた。多様化する保護者の働き方に合わせた 24 時間対応の施設を県内でも「熱意とポリシーを持ってつくってほしい」と呼び掛けた。沖縄子どもを守る女性ネットワークが主催し、約 250 人が集まった。
 片野さんは 1983 年、新宿の繁華街に認可外の乳児保育園を立ち上げ。夜間働く親のニーズを受け止めた結果、 24 時間型保育になったという。その後、「昼も夜も平等に子どもが守られる」ことを目標に、行政の補助を得た認可園を目指し、 2001 年に認可。以来、サービス業や医療現場、官庁などで勤める保護者らに喜ばれているという。
 片野さんは現在、社会福祉法人杉の子会エイビイシイ保育園園長、エイビイシイ風の子クラブ施設長。
 認可に向けた活動中、夜間帯にあずかった子どもの食事や入浴を引き受けるため、「親を甘やかすことになる」など行政側や同業者から批判を受けたという。
 しかし、片野さんは「子どもが食事も入浴も睡眠もきちんとできるようにしないければならない」と譲らず、認可に結び付いた。結果、現在では虐待などの問題がなくなったと語った。
 離婚率や失業率が高い沖縄でも、 24 時間保育・学童は「必要だと思う」と話し、「ニーズを受けて、声を上げてほしい」と話した。
※「沖縄タイムス」 2011 年 10 月 18 日付けに掲載
 

「県内でも 24 時間保育を」
片野園長が必要性訴える

【北谷】東京都新宿区で 24 時間保育と学童を行う「エイビイシイ保育園」の片野清美園長の講演会「昼も夜も質の高い保育を目指して」が 17 日夜、北谷町のちゃたんニライセンターであった。夜勤も含め多様な選択肢で働く親を支援し、子どもの健やかな育ちを守るため、「思いを持つ保育者が子どもたちのためにやったほうがいい」と指摘。県内でも 24 時間保育・学童拠点設置の必要性を呼び掛けた。
 沖縄子どもを守る女性ネットワークが主催、約 250 人が集まった。
 新宿の通称職安通りで 1983 年に 24 時間託児所を開設した。親の職業は飲食業や官公庁職員、看護師、出版社勤務など多彩。無認可で 18 年続け、認可化の際は保護者 1 万人以上の署名を集めた。 2003 年に日本初の 24 時間保育・学童を立ち上げた。
 設立以降「長時間保育の子は心身に影響がある」「親を甘やかす」などと批判を受けてきた。
 保護司も務める片野さんは、夜間安心して過ごす子どもが増えることで、地域の子どもの問題行動がなくなっていると指摘した。
※「琉球新報」 2011 年 10 月 20 日付けに掲載

by itokazu-keiko | 2011-10-18 18:26 | 報道
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