
11月12日(土)、東京大学大学院教授の姜尚中氏をお招きし「沖縄の明日を拓く Part3」の講演会が南風原町中央公民館で開催されました。
講演が始まる前に、南風原町文化センター職員の平良次子さんに文化センターの裏にある黄金森や資料館で沖縄戦について説明していただきました。
その後、開催された講演会には、立ち見が出るほどの聴衆が訪れ、先生のお話しに熱心に耳を傾けました。講演そのものは世界の金融の情況から日本のTPPの課題、沖縄の基地・教科書問題など多岐にわたり、みじろぎもせず聴き入る会場の皆さんの姿を見て、先生をお招きしてほんとうに良かったと思いました。
講演終了後の会場で行われた質疑応答でも、姜先生の学識の深さ、人間と自然との関わりに対する優しさがあふれていました。次の講演会の要望や、著書へサインを求める人も多く、姜先生も大変喜んで下さいました。

全国でも初めて戦争遺跡を町指定の文化財として保存した黄金森(ひめゆり学徒たちが傷病兵の看護にあたった場所)で、平良次子さんから説明を受ける。

南風原町文化センターの中にある沖縄戦の展示室で上地さんから説明をうけました。

会場は超満員でした。