
左端が中川文科相(大臣室にて)
【東京】山内徳信参院議員(社民)ら県選出・出身国会議員6人は 29 日、中川正春文部科学相と文科省で会談し、八重山地区の中学公民教科書採択問題について、地区協議会の答申と異なる教科書を選択した竹富町を含めた3市町への国からの無償配布を要請した。
要請書に署名したのは山内氏のはか、衆院議員の照屋寛徳氏(社民)、玉城デニー氏(民主)、瑞慶覧長敏氏(同)、赤嶺政賢氏(共産)と糸数慶子氏(無所属)の計6人。義務教育の無償をうたった憲法第 26 条 2 項を尊重し、3市町での平等な無償配布を求めた。
山内氏によると中川氏は「率直な意見交換ができてよかった」とする一方で、竹富が答申に従わなければ無償措置はできないとの従来見解を繰り返したという。
※「沖縄タイムス」 2011 年 11 月 30 日付けに掲載
東京書籍冊数報告を 県教委、3教委に通知
……一方、県選出・出身国会議員は中川文科相に対し① 11 月末の期限を絶対視しない②県教委の指導・助言へのサポート③3教委の教科書無償化-を求める要請書を提出。中川文科相は 11 月を過ぎても「ルールに従って努力を重ねてほしい」と語った。要請書は照屋氏、玉城デニー氏、瑞慶覧長敏氏、赤嶺政賢氏、糸数慶子氏、山内徳信氏の連名。
※「琉球新報」 2011 年 11 月 30 日付けに掲載