沖縄県議会議員の時代から、カジノ設置に一貫して反対してきた糸数慶子参議院議員は、ギャンブルに付随する売春など周辺地域の環境劣化の問題を指摘。「まず被害に遭うのは若い女性。違法薬物やアルコールなどがまん延し、そこに暴力団が介入する隙が生じてくるはず。子供の教育的観点から受け入れられない」と懸念を示す。
カジノ収入の一部を震災復興に充てるという考え方について糸数議員は、「復興財源のためのカジノ設置は本末転倒。政府はじっくりと国民と話し合い、必要ならば、消費税を上げるなどの正攻法で対処すべきだ。ギャンブルで財源をひねり出すのは、極めて不健全であり禍根を残す」と言う。
※「ブルームバーグ・ニュース」 2011 年 12 月 8 日「カジノ法案:超党派、震災復興・国際観光を武器に突破口を模索 (1) 」より
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVTS9007SXKX01.html を参照
Keiko Itokazu, an independent legislator, said she was concerned that organized crime, known as the yakuza, would exploit casinos for prostitution and selling drugs. “The yakuza would certainly get involved.”
http://www.businessweek.com/news/2011-12-13/las-vegas-sees-japan-casinos-as-diet-seeks-quake-relief-retail.html を参照