
1月16日(月)、名護市勤労福祉センターにて「いーなぐ会」主催の国政・県政・市政の議会報告会が開催され、国政報告をさせていただきました。
昨年末からの、辺野古新基地建設に関する環境影響評価書の件や、韓国でのシンポジウムに参加し、沖縄と韓国で連帯して対米地位協定の改定に臨むことを確認してきたこと、そして国会内でも動きが活発になってきたカジノの合法化への取り組みに対し、県内でカジノ反対の声をしっかり上げていくことなどを報告させて頂きました。
私の報告に加え、山内末子県議、翁長くみこ名護市議による活動報告が行われました。
反基地要請の内容説明
糸数議員ら名護で報告会
【名護】稲嶺市政を支える女性の会・いーなぐの会(宮城幸共同代表)は 16 日、国政・県政・市政の報告会を市労働福祉センターで開いた。糸数慶子参院議員、山内末子県議、翁長久美子名護市議が講演した。
糸数氏は 21 ~ 28 日の日程で訪米する「アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会」の計画を説明。①普天間飛行場の即時閉鎖②同飛行場の辺野古移設反対③同飛行場の嘉手納統合反対④北部訓練場へのヘリパッド建設中止⑤日米地位協定の改正-の要請内容を明らかにした。
特に日米地位協定では米軍人、軍属の犯罪で日本側が公正、公平な裁判ができるよう求める考えを強調。「苦しんでいるのは沖縄だけではないが、米軍基地の集中する沖縄で事件・事故が多いのは当然」と述べ、米軍基地の所在する都道府県や韓国などの国民とも協力し、問題解決を訴える必要性を取り上げた。
山内氏、翁長氏は普天間問題をめぐる県議会、市議会の取り組みを紹介した。
※「沖縄タイムス」 2012 年 1 月 19 日付けに掲載