
3月11日(日)、那覇市の八汐荘にて1月下旬に渡米し要請活動を行った「アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会」の訪米報告会が行われました。
開会に先立って、昨年の東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、参加者全員で黙とうがささげられました。
はじめに、現地での活動の様子が映像で紹介され、私たちのグループがケイトー研究所で要請している様子が映し出されました。
次に、山内徳信団長(参議院議員)による団長報告があり、4つのチームに構成された沖縄からの24名が、しっかりと意見をし、基地に苦しむ沖縄の声が届けられたと成果を伝えました。
そして、各チームの報告で私は、計16ヶ所の議員、補佐官、シンクタンク、日本大使館を訪問、市民グループとの交流をし、チームの中のそれぞれが短い時間の中で各々の立場で意見交換や要請が行えた。特に、米軍属による交通事故で友を失った新垣翔士さんはその悲しみを鬼気迫る様子で、日米地位協定の改定を訴えたことは、訪れた米議会関係者や日本大使館など両国政府にも伝えることができたことは意義深いとお話しさせていただきました。
この報告会を持って、訪米団は解散しましたが、今後も日米地位協定改定に向けた取り組みを考えていくことも話されました。