
3月27日(火)、沖縄県庁環境生活部を訪れ、社大党及び県議会結会派のメンバーで、第32軍司令部壕説明板設置に対する要請を行いました。
これは、沖縄戦の実相を語る重要な戦跡や平和教育・学習の場として活用するために説明板を設置するということから、県が事業を展開したのですが、検討委員会の中で提案された「日本軍に『スパイ視』された沖縄住民を虐殺など」と「慰安婦」の文言を、確証が持てないなどのことから委員の了解も得ずに削除したことに対して、1.検討委員会の再度開催し、学術的研究に基づく説明板をつくるための議論し、必要に応じて拡大検討委員会の開催と、2.県内外及び国外からの見学者に沖縄戦の実相が伝わるよう、早急に改修すること--を要請しました。
対応した下地環境生活部長は、「多くの文献や資料を見る限り、32軍壕に慰安婦がいたという記述がない。その中で設置版に記述することはできない」と回答しました。