
4 月 11 日(水)、東大駒場キャンパスで行われた現代社会研究会の「新入生歓迎トークイベント」で講演してきました。「福島と沖縄から見えるもの-構造的差別の視点を通して」と題して、平和ガイドの誕生、沖縄の基地問題の歴史と現状を中心にお話しました。国土の 0・6 %の沖縄に 74 %もの米軍専用施設が集中しているのは「沖縄差別」であり、辺野古新基地建設は許されないと強調してきました。
コメンテーターの高橋哲哉教授は、沖縄の新聞を取り上げ、毎日のように米軍関係の事件事故があると報告し、「福島と沖縄」が戦後日本の国家体制に組み込まれた犠牲のシステムになっていることを指摘されました。
お招き下さった東大現社研の須藤虎太郎さんほかメンバーの皆さん、質問してくれた沖縄出身のN君、また的確なコメントをしていただいた高橋先生に感謝致します。

高橋哲哉教授と一緒に(東大駒場 5 号館 524 教室にて)

キャンパス内の案内版のところにて