
左から猿ケ澤かなえさん、秋吉晴子さん、司会の宮城潤さん。みなさんの質問に丁寧に答えています。
7月16日(月)、那覇市の若狭公民館にて、しんぐるまざーず・ふぉーらむ沖縄の主催による「非婚の母と婚外子の問題を考えるシンポジウム」がありました。
日本では未だに非婚の母や婚外子に対して法律上の差別があり(寡婦控除を受けられないことなど)、すべての国民の平等を謳う憲法に反している、との報告がなされました。
講師のフランス国立東洋言語文化研究所の猿ヶ澤かなえさんは、沖縄で2度目の講演ですが、フランスおよびヨーロッパの国々と日本の現状を比較しながらのお話で、大変勉強になりました。また今回は非婚の母・婚外子の問題から貧困や生活保護の問題まで話が広がり、すべての問題が実は鎖のように繋がっていることを感じました。

アットホームな雰囲気のなかで、私も質問や発言を沢山させて頂きました。
※「平等と自立を手に入れるためにvol.2 歴史背景から考える日本の婚外子と非婚の母」
第一部「家族のかたちの変還、婚外子を視点に」猿ヶ澤かなえ
第二部 対談とフロアディスカッション「非婚の母の現状」秋吉晴子、猿ヶ澤かなえ
主催:しんぐるまざーず・ふぉーらむ沖縄