
【東京】県選出・出身国会議員の全8人は 23 日、米兵がわいせつ致傷容疑で逮捕された事件をめぐり、被害者への謝罪と完全な補償、在沖米軍の綱紀粛正と実効性のある具体的な再発防止策の県民への提示などを求める抗議・申し入れ文を森本敏防衛相に手交した。
森本氏は「悪質極まりない犯行で遺憾な事件だ」と述べ、 29 日にも予定する在沖米四軍調整官に再発防止を申し入れる考えを示した。
抗議・申し入れ文書は「米軍が捜査協力を怠り厳正な処分が下されなければ、日米安全保障体制の維持すら危うくなる」と指摘。同時に「米軍内の規律、組織的構造に根本的な問題があり、抑止機能を果たさない日米地位協定が犯罪の温床になっている」として地位協定の全面的な改定も求めた。……
※「沖縄タイムス」 2012 年 8 月 24 日付けに掲載
事件再発防止 防衛相に要請-県選出・出身国会議員
【東京】米海兵隊員が強制わいせつ致傷容疑で逮捕された事件に関し、県選出・出身国会議員7人は 23 日、国会内で森本敏防衛相と面談し、実効性ある具体的な防止策を県民に提示することや被疑者米兵への厳罰を米軍に求めるよう全8人連名の文書を添えて、申し入れた。森本防衛相は「大変悪質極まりない犯行で誠に遺憾だ。被害女性への謝罪、ケア、補償、再発防止を直接、四軍調整官に申し入れたい」と答えた。………
※「琉球新報」 2012 年 8 月 24 日付けに掲載