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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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沖縄復帰40周年を問う-早大祭・水島ゼミのシンポで講演

沖縄復帰40周年を問う-早大祭・水島ゼミのシンポで講演_f0150886_16481556.jpg
  11月4日(日)、早稲田大学祭・水島朝穂ゼミ企画の沖縄シンポジウム「沖縄復帰40周年を問う ー基地と憲法ー」に招待され、基調講演をさせていただき、パネルディスカッションにも参加してきました。
 「沖縄返還40周年、そして未来」と題した基調講演の中で、私は概要次のようなお話をしました。
①5月15日の復帰40周年を祝う気になれず、オスプレイ反対と「抗議集会」に参加した。沖縄県民の50%以上が過重な基地負担を「構造的差別」と考えている。②「平和憲法」の下への復帰を願ったが、自治・人権の確立は40年たっても変わらず、米軍の事件事故は復帰以降も6000件以上にも上る。③「抑止力」の議論は沖縄側からは理屈付けにしか聞こえない。安全保障の受益者-日本全体で負担は分かち合うべきだ。④辺野古新基地建設反対のたたかいは引き続いており、知事も「県外移設」といっている。現在はオスプレイ配備反対で41市町村で連続集会を行っている。⑤沖縄戦では県民4人に1人が亡くなっており、今でも世界の紛争地では多くの女性や子どもが犠牲になっている。平和への思いは切実だ。
沖縄復帰40周年を問う-早大祭・水島ゼミのシンポで講演_f0150886_1649854.jpg
 パネルディスカッションでは司会のゼミ生の方に加え、上地聡子氏 (早稲田大学国際教養学部助手)、瑞慶覧長敏氏(衆議院議員)がパネラーになり、①基地問題②跡地利用の経済効果③米国にも海兵隊不要論など、率直な意見交換ができました。150名余の学生参加者に混じり、経験豊かな人から厳しい意見も出ましたが、水島朝穂先生の「全体総括」で閉会しました。
 自主運営された水島ゼミ生の皆様と参加された皆様に感謝いたします。

by itokazu-keiko | 2012-11-05 16:47 | 活動日誌
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