東村高江の米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事周辺で起きた崩落で、社大党委員長の糸数慶子参院議員らは20日、沖縄防衛局と県を訪れ、工事の即時中止などを求めた。
糸数氏は「崩落は木を伐採し工事を進めたことが原因」と指摘。武田博史防衛局長は「昨年末からの降雨の影響で斜面の表層の一部が崩れた。復旧対策をし、引き続き工事を進めたい」と述べた。
県の担当者は、崩落現場について、防衛局側から2012年度の工事区域ではないが、10年度に伐採した区域内だと説明を受けたことを明らかにした。
※「沖縄タイムス」2013年2月22日付けに掲載