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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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女性手帳に問題あり-5・9内閣委

女性手帳に問題あり-5・9内閣委_f0150886_12121431.jpg
 5月9日、内閣委員会の委嘱審査で、森まさこ少子化・男女共同参画担当大臣に①クオータ制度②女性手帳問題について質問しました。
 女性手帳については、国が少子化対策として女性の出産計画や体調管理に関与しようとするもので、リプロダクティブヘルス・ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の侵害であり、大いに問題があることを指摘しておきました。
 また、「少子化を招いていている社会システムの根本を考えていない」、「女性が安心して子どもを産める環境を作っていくことが大事」「非正規雇用を減らし経済的安定を」などの市民の意見を紹介しました。
 なお質疑の後半では、①日台漁業協定と沖縄の漁民の要望②辺野古新基地建設問題について、水産庁と防衛省に質問しました。
女性手帳に問題あり-5・9内閣委_f0150886_1213321.jpg
     答弁する森まさこ少子化・男女共同参画担当大臣(右端)

 【国会】参議院内閣委員会、厚労委員会で
      「女性手帳」を批判する質問 5月9日


 9日、参議院内閣委員会で民主党の蓮舫議員と無所属の糸数慶子議員が、厚生労働委員会では社民党の福島みずほ議員が、いわゆる「女性手帳」について批判する質問を行なった。
 蓮舫議員は「全女性に渡すということは、例えば性同一性障がい、同性愛、あるいは何らかの病気で妊娠できない状態にある方たちが、この手帳をどのように受け止めるか。自分の結婚、する、しない、産む、産まない、いつかというのは極めて個人が決めるもの」と批判した。これについて森まさこ少子化担当大臣は「女性だけに、しかも手帳という形式も、配布するということも何も決まっていない」と答弁。
 また、糸数議員は「少子化対策として考えているのであれば、性と生殖に関する健康と権利の侵害である。少子化は女性たちの知識がないからでなく社会システムの問題。女性が子どもを産めるような環境をもっとつくっていくことが大きな課題だ」と指摘した。
 厚生労働委員会では福島議員が「一歩間違えると女は子どもを産む機械、卵子が新鮮なうちに子どもを産めというようなことになりかねないんじゃないか。政府がやるべきことは、待機児童の解消であり、雇用の、労働の場を変えること。ライフスタイルを国家が節目節目に配るというのは行き過ぎではないか。学校の性教育でちゃんとやるべき」と政府に再考を求めた。

※「週刊金曜日」2013年5月17日-943号9ページ「ジェンダー情報」欄に掲載

by itokazu-keiko | 2013-05-10 12:11 | 活動日誌
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