
若林健太外務政務官に要請
【東京】県関係の野党5国会議員でつくる「うりずんの会」(会長・照屋寛徳衆議院議員)は26日、防衛、外務両省を訪ね、沖縄市で発見された枯れ葉剤を製造していた米化学品メーカーの社名が記されたドラム缶が見つかった問題で、万全な体制での調査や日米地位協定の抜本改定などを要請した。
左藤章防衛政務官は、今週中に調査に向けた契約をすると述べ、「1、2ヵ月で結果を報告できるのではないか」との見通しを示した。今後返還される米軍施設で同様の事例が発生することへの懸念に、若林健太外務政務官は、基地の使用履歴の記録は必要だとの認識を示した。日米地位協定については、明言を避け、努力すると述べるに止めた。
※「沖縄タイムス」20136月27日付けに掲載