「泡瀬」に評価分かれる
参院選沖縄選挙区・政策アンケート
糸数慶子氏 社大現職 生活、共産、社民、みどり推薦
重視する政策の上位3つ
①憲法改悪、96条改正反対②普天間飛行場の即時閉鎖、返還③TPP反対
普天間の県内移設 ×
即時閉鎖、返還。辺野古への新基地建設は北部住民に新たな危険と負担を強いる。国外・県外移設を求める
憲法改正 ×
改悪だ。過重な基地負担の沖縄で憲法は生かされてない。今こそ、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義を生かし、県民の命を暮らしを守る
TPP ×
沖縄の農水産業、地域医療に大打撃を与え、地域経済を崩壊させる。その結果、離島から人が離れ、無人島と化す
与那国への自衛隊配備 ×
近隣諸国との摩擦を助長し、緊張をあおる。東シナ海を平和・友好の海にしなければならない
消費税増税 ×
貧富格差を広げ、消費は冷え込み、景気に逆効果。福祉財源は無駄の削減、大企業・富裕層への課税で生み出す
原発再稼働 ×
政府は原発ゼロ社会に向け、直ちに廃炉への手続きに入るべき。再生可能エネルギーの開発と利用を促進する
教科書検定見直し ×
明らかな教育に対する政治の介入であり、教育の国家統制をもくろんでいる
泡瀬沖合埋立事業 ×
経済効果が疑問。干潟の生態系を壊し、海草や藻、貝類が死滅する。自然環境保全の立場からも計画中止を求める
生活保護の抑制方針 ×
社会保障費や生活保護費の引き下げは許されない。行財政改革、防衛費の減額、思いやり予算の削減などが重要
アベノミクス ×
物価はあがっても賃金は上がらず、庶民は苦しんでいる。中小や零細企業が元気になり、新たな雇用を生み、賃金が上がらなければ経済政策の成果ではない
※「琉球新報」2013年7月13日付けに掲載