
16日、那覇市周辺にて、5歳の男の子から、平和への思いの詰まった風船をいただきました(写真はfacebookより)。
参院選終盤 2候補の手応え
参院選が最後の三日攻防に突入するのを前に、沖縄選挙区(改選数1)に立候補している自民党新人の安里政晃氏(45)=公明推薦=と社大党委員長で現職の糸数慶子氏(65)=生活、共産、社民、みどり推薦=の2候補に、選挙戦の手応えや終盤戦で有権者へ訴えたいことなどを聞いた。('13参院選取材班)
「暮らしを守る」浸透 糸数慶子氏
-選挙戦の手応えは。
「力強い手応えを感じる。街頭では有権者の方からも近づいていただき、握手に力強さがある」
-政策の浸透度は。
「一貫して人々の暮らしを守ると言ってきた。浸透していると思う。子育てや普天間飛行場の即時閉鎖、オスプレイ反対も浸透している。憲法を変えては駄目だという主張は若い人にも伝えられつつあると思う。浸透させる努力を続ける。
-選挙終盤で力を入れて訴えたいことは何か。
「安倍政権の経済政策は暮らしにプラスになり、豊かさを実感できるのかと問い掛けたい。環太平洋連携協定(TPP)、消費税増税も暮らしを圧迫する。増税の前にもっと無駄を削るべきだ。防衛予算が増え、国の借金が増える一方で消費税を増税するのはバランスが取れない。沖縄の針路を決める選挙になる。必ず投票してほしい」
-当選したら真っ先に取り組む課題は何か。
「雇用改善や県民所得向上に取り組む。平和創造も使命だ。過重な基地負担を軽減し、日米地位協定改定も進めたい。辺野古の新基地や高江のヘリパッド建設、オスプレイの再配備を何としても阻止したい」
※「琉球新報」2013年7月18日付け2面に掲載