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今朝の琉球新報論壇を読み、同感をしましたので転載させていただきます。
八重山地区における教科書採択問題についての投稿でした。 先日行われた県教育委員会でも、多くの県民や有識者の意見をもとに検討したいと、結論は先送りになったようです。 文科相には、是正要求を撤回していただきたいと思います。 以下、紙面より転載 ------------------------------------------------------------ 文科省の「是正要求」撤回求める 県教委は憂い残さぬ判断を 仲村 守和 19日付本紙の「竹富教科書で是正要求」「文科相、県に指示」という報道に接しわが目を疑いました。そこにはあまりにも拙速な文部科学省の対応があったからです。2007年度の「高校歴史教科書問題」では、県議会や全市町村議会での反対決議、11万余の県民大会の成功がかたくなな文科省を突き動かしました。当時、文科省は沖縄県民の爆発力を教訓にしたと思われました。しかし、今回の「是正要求」は下村博文文科相の「暴走」を官僚が止めることができなかったものと推察されます。 さて、11年度の八重山地区における教科書採択の問題は、八重山地区採択協議会の規約を変え、現場教員の複数教科書の順位付けの廃止や採択委員のメンバーを入れ替え、石垣市教育長が意図する「育鵬社版」の教科書を賛成多数で決定する恣意的な運営に端を発しました。その後、3市町の全教育委員会議では「東京書籍版」教科書が決定されました。石垣市と与那国町は無償措置法で無償で教科書が支給され、竹富町は採択協議会に疑義があるとし、地方教育行政法により独自の教科書を決定し有償での教科書支給になっています。 教科書が一本化できなかったことで、県教育委員会としても粘り強く話し合いをしてきました。諸見里明県教育長も再三にわたり八重山に出向き精力的に教育委員会と話し合いを重ね、最近になってやっと同じテーブルについて話し合いを始めるまでになっていました。 文科省は「是正要求」を出す前に、まずは無償措置法と地方教育行政法の整理や八重山採択地区協議会の運営の疑義を正すべきです。また、教育行政が一般行政と違うところは教育の中立性とともに教育行政の遂行に当たっては、強制的な指揮・命令・監督によるものではなく、専門的識見に基づいた指導・助言・援助という非権力作用によるべきとされています。「是正要求」は教育基本法の趣旨からしても、教育の場にはそぐわないものであり、文科相にはぜひ撤回していただきたいものです。 今、県民は文科相の「是正要求」指示を受けた県教育委員会の対応に注目しています。県教委が文科相の指示を受け、竹富町に「是正要求」をし、竹富町が従わない場合、次のステージは県教委が文科相の指示で、「違法確認訴訟」の原告になる可能性が危惧されます。裁判は県教委と竹富町が争うという構図になり、県民同士がいがみ合う事態が想定されます。後顧の憂いを残さないためにも、県教育委員の皆さんには会議の場で議論を尽くして最善の判断を行ってほしいと思います。 また、教科書採択問題が政治問題化し混乱するほど迷惑するのは当事者の子どもたちです。子どもたちに不安や学習の遅滞が生じないよう、子どもたちを守る最大限の配慮を行うことを忘れてはなりません。 (読谷村、元県教育長)
by itokazu-keiko
| 2013-10-24 12:07
| 報道
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