【東京】 福岡高裁那覇支部が7月の参院選について「違憲状態」と判断したことについて、訴訟対象となった沖縄選挙区選出の糸数慶子氏(無所属)は「判決を重く受け止める。完全平等にするには比例代表制しかないが、地域の平等性を担保するために現行選挙制度がある」と述べ、沖縄の声を国政に届ける必要性を強調した。
全国を9ブロックの大選挙区制にするとの西岡試案にも触れ、「都道府県単位の選挙区廃止に理解が得られず、仮に道州制でも単独州を目指す沖縄では理解が得られない。2院制の在り方と参議院の役割を議論すべきだ」とした。・・・・・・
※「琉球新報」2013年12月18日付けに掲載