自民評価 野党は批判
[国会議員]
【東京】安倍晋三首相との会談で沖縄振興や基地負担軽減に対する回答を受け、仲井真弘多知事は普天間飛行場の辺野古移設に伴う埋め立てを承認する方向だ。首相の回答について、辺野古承認に転じた自民党の県関係国会議員はおおむね評価。野党議員は「回答は小手先だ」と批判した。
「県内移設承認に向けた出来の悪い政治ショーのようだ」。
糸数慶子氏(無所属)は、首相との会談後の記者団の取材に「いい正月ができる」と答えた知事の発言に対し「なぜそんなことが言えるのか。県民を愚弄している」と怒りをあらわにした。知事が承認する方向という報道には「知事の公約破りを県民は許さない。負担軽減の中身も口約束でしかない」と批判した。・・・・・・
※「沖縄タイムス」2013年12月26日付けに掲載