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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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沖縄音楽で心癒やす MFJ「2014年音楽祭・福島」

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 第1部で 「沖縄の心」と題して基調講演する糸数慶子(8日・福島市音楽堂)
             
 日本の音楽を米国で紹介している団体「ミュージック・フロム・ジャパン」(MFJ、代表・三浦尚之福島学院大教授)の「2014年音楽祭・福島」は8日、福島市音楽堂で開かれた。「沖縄の唄 今・昔」をテーマに、コンサートや講演会を繰り広げた。
 39年目の取り組みで、沖縄の音楽を中心に据えるのは初めて。22日から同じテーマで催す米国公演を前に福島公演を企画した。
 コンサートには沖縄音楽を代表するミュージシャン新良(あら)幸人さん(沖縄県石垣市出身)、下地勇さん(同宮古島市出身)、松田しのぶさん(同北谷町出身)、仲宗根哲さん(石垣市育ち)が出演。沖縄の各地方に伝わる伝統的な民謡や現代の曲を披露した。
 独自の文化の中で育まれた、ゆったりした音楽が会場いっぱいに広がり、来場者の心を癒やした。

■「思いは一緒」 参院議員糸数慶子さん講演
 
 コンサートの前に開かれた講演会は、沖縄県選出の参院議員糸数慶子さんが講師を務めた。
 糸数さんは同県読谷村生まれ。太平洋戦争で激しい戦闘が繰り広げられ、今は米軍の基地問題で揺れることに触れながら沖縄の文化、沖縄県民の心について話した。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に見舞われた本県に心を寄せ「福島と沖縄は抱える課題は異なるが、思いは一緒」「沖縄の人々が戦後、どう元気になっていったか。今、どう元気に過ごしているかを知ってほしい」などと語った。

※ 2014/02/09 09:26 福島民報

沖縄音楽で心癒やす MFJ「2014年音楽祭・福島」_f0150886_1517132.jpg
 コンサートでは新良幸人、下地勇、松田しのぶ、仲宗根哲の皆さんが熱演

 沖縄の音楽を紹介 福島でMFJ、県民にエール

 日本音楽を世界に発信するミュージック・フロム・ジャパン(MFJ、三浦尚之理事長)の「音楽祭・福島」は8日、福島市音楽堂で開かれ、聴衆が沖縄の音楽や文化に理解を深めた。音楽による福島まち造り実行委員会の主催。
 今回のテーマは「沖縄の唄 今・昔」。沖縄音楽演奏家の新良幸人さん、下地勇さん、松田しのぶさん、サンデーこと仲宗根哲さんが出演。「ゆんたしょーら」「伊良部トーガニー」など宮古、沖縄民謡やオリジナル曲など約15曲を熱演した。
 
 沖縄県選出の糸数慶子参院議員による基調講演も行われた。糸数さんは、沖縄戦で悲しみに打ちひしがれた沖縄県民の心を島の歌や音楽が癒やしたことに触れ、「沖縄には『ヌチヌスージ・命のお祝い』という言葉がある。今、生きていることの大切さ、生きていればどんなことでもできるということを皆さんにお伝えしたい」と話し、震災や原発事故で困難を抱える本県民にエールを送った。MFJは22、23の両日に米国ニューヨークで、26日にワシントンDCで音楽祭を開催する。

※(2014年2月9日 福島民友トピックス)
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 沖縄民謡から文化・歴史学ぶ 福島で「音楽祭」

 福島学院大の三浦尚之教授が理事長を努め、日本の音楽文化を世界に発信している「ミュージック・フロム・ジャパン」が企画した「音楽祭・福島」が8日、福島市入江町の市音楽堂で開かれた。沖縄音楽に焦点をあて、古くから伝わる民謡を通して沖縄独自の文化や歴史背景が紹介された。
 石垣島出身の新良幸人さん、同島育ちの仲宗根哲さん、本当出身の松田しのぶさん、宮古島出身の下地勇さんと沖縄音楽を代表する4人が出演。各地の方言でつづられた歌詞の意味を解説しながら、民謡や現代曲計15曲を披露した。下地さんは宮古島の方言と激しいギター演奏を組み合わせたオリジナル曲「アンターマナ」でホールを沸かせた。
 コンサート前には、平和や女性の人権問題に取り組む糸数慶子参議院議員が講演。沖縄の戦争、福島の原発事故と、ともに国の政策の結果として多大な犠牲を強いられた共通点を指摘した。「沖縄は基地問題だけでなく、失業率の高さなど取り巻く状況は厳しい。けれど出生率は日本一。にんなが元気に生きています」と言い、「沖縄にも福島にも大きな悲しみがあるけれど、今ある命を大切に、共に生きていきたい」と語りかけた。

※「朝日新聞」2014年2月9日付けに掲載

by itokazu-keiko | 2014-02-09 10:14 | 報道
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