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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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うりずんの会 是正要求に抗議文 八重山教科書 

うりずんの会 是正要求に抗議文 八重山教科書 _f0150886_1894197.jpg
  竹富町教育委員会に対する是正要求の撤回を求めた声明文を発表する「うりずんの会」=19日、国会内

 「国家の不当介入」

  【東京】県選出・出身の野党国会議員でつくる「うりずんの会」は19日、国会内で記者会見し、八重山教科書問題をめぐって文部科学省が竹富町教育委員会に対し、地方自治法に基づく是正要求を出したことに抗議し、撤回を求める声明文を発表した。是正要求は「国家権力の教育と教科書への不等な介入」だとして下村博文文科相に近く申し入れる。
 竹富町だけに是正要求を出したことについては、教科書無償措置法に照らして「法の下の平等に反する」と批判した。
 照屋寛徳社民党衆院議員は「無償措置法と地方教育行政法の矛盾を解消しなければならない」と指摘。社大党委員長の糸数慶子参院議員は「政治が教育に介入すべきでない」と批判した。
 うりずんの会は、複数の市町村で構成する教科書共同採択地区内で、教科書採択に係る協議の手続きを明確化教科書無償措置法改正案が衆院で審議される前に文科省に抗議する方針。

※「琉球新報」2014年3月20日付けに掲載

 「是正」撤回求め抗議 うりずんの会、文科省へ

 【東京】県関係の野党国会議員でつくる「うりずんの会」(会長・照屋寛徳衆院議員)は19日、衆院議員会館内で会見し、中学校公民教科書採択をめぐる竹富町教育委員会への是正要求の撤回を文部科学省に求める抗議声明を発表した。
 声明文では、教科書無償措置法に照らせば、八重山地区の3市町すべてに是正要求すべきであり、竹富町教委のみに出したことは「法の下の平等に反する」と指摘。八重山採択地区協議会の運営の疑義をただし、教科書関係2法の矛盾を是正するよう訴えている。
 同会は、衆院文部科学委員会で無償措置法改正案が審議される前に、抗議声明を文科大臣の届ける予定。
 18日の会見で下村博文文科相が無償措置法が地方教育行政法より優先すると発言したことに対し、照屋会長は「閣議決定された答弁書などでは、どちらが上位や下位に当たるとはいえないと明確にいっている。大臣の発言は理解できない。是正要求は国家権力による不当介入だ」と強調した。

※「沖縄タイムス」2014年3月20日付けに掲載

〇資料
     文部科学省の竹富町教育委員会に対する
     直接是正要求の撤回を求める抗議声明文


 教科用図書八重山採択地区内3市町の中学校公民教科書が統一されていない件について、文部科学省は竹富町教育委員会に対し直接是正要求を行った。教育行政で国が市町村に直接是正要求を行うのは初めての異例の措置であり、強権的・不当で断じて認められない。

 竹富町教育委員会は、地方教育行政法題23条6号の「各市町村教委が教科書を採択する」という規定に則って中学公民教科書の採択を行っている。また、教科書無償措置法第13条4項に照らし合わせても、是正要求は三市町のすべての教育委員会に行われるべきであり、今回のように竹富町教育委員会にのみ是正要求を発したことは、法の下の平等に反する。文部科学省は是正要求を出す前に、教科用図書八重山採択地区協議会の運営の疑義をただし、かつ無償措置法と地方教育行政法の矛盾を是正すべきである。

 文部科学省による竹富町教育委員会に対する是正要求は、国家権力の教育と教科書への不当な介入であり、竹富町の教育現場を無意味に混乱させるものである。一刻も早く、竹富町の子どもたちの静かな学習環境を取り戻すため、文部科学省は是正要求を即時撤回せよ。

 2014年3月19日

 沖縄県選出・出身野党国会議員「うりずんの会」

 衆議院議員 照屋 寛徳       衆議院議員 玉城 デニー

 衆議院議員 赤嶺 政賢       参議院議員 糸数 慶子

by itokazu-keiko | 2014-03-20 18:13 | 報道
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