糸数議員、防衛局に
【嘉手納】5月15日に普天間飛行場所属のMV22オスプレイが飛行訓練中に部品を落下させた事故で、社大党委員長の
糸数慶子参院議員は6月30日、沖縄防衛局(武田博史局長)に、事故の原因と落下場所を特定するまで同機の飛行を停止することなどを求めた。
糸数議員は「国は米軍に安全管理の徹底と再発防止を申し入れていると言うが、改善の兆しはまったく無い」と批判。オスプレイ全機の配備撤回や夜間と早朝の訓練禁止、普天間飛行場の早期閉鎖、辺野古新基地建設を断念し、普天間飛行場の移設先を県内に求めないことを求めた。
武田局長は「事故は遺憾で申し訳ない気持ちだ」と答えるにとどめた。
※「沖縄タイムス」2014年7月3日付けに掲載
自衛隊基地利用 県内訓練を軽減 オスプレイで武田氏示唆
【嘉手納】社大党委員長の
糸数慶子参院議員は6月30日、沖縄防衛局で武田博史局長と会い、米軍普天間飛行場所属の輸送機オスプレイの部品落下に抗議した。武田局長は、自衛隊のオスプレイ導入に伴い本土に整備する訓練地を利用し、オスプレイの県内訓練の軽減を図る考えを示した。
武田局長は「沖縄の負担を軽減するため全国で負担を分かち合うことが必要だ」と強調したが、訓練の移転時期や地域については「現時点で決まってない」と述べるにとどめた。
※「琉球新報」2014年7月2日付けに掲載