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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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平和主義を守り、安倍政権に「NO!」を

平和主義を守り、安倍政権に「NO!」を_f0150886_1344478.jpg
  7月2日午後6時40分頃=県民ひろばで行われた緊急集会

 先日の集団的自衛権行使を容認する閣議決定は、日本の平和が依って立つ憲法第9条を破壊するものであり、その暴挙に憤りを覚えます。
 先の大戦において、日本国民は非常に悲惨な経験をしました。あの戦争への反省と平和への願いを込めて、つくられたのが現憲法であり、その3大原則のひとつである「平和主義」を定めたものが第9条です。日本人はこれまで、9条を大切に思い、誇りにしてきました。ところが今、その9条が、安倍首相の私的な趣味嗜好でないがしろにされています。安倍政権は、国民に信を問うこともなく、勝手に国の根幹に関わる大事な部分を変更しようとしています。これは許されるべきことではありません。
 そもそも憲法は政府や政権の暴走を防ぐ為のものです。時の政権が勝手に憲法解釈を変えることはあってはならないのです。今私たちがこの動きを阻止できなければ、日本は必ず戦争への道を突き進むことになりかねません。
 第二次世界大戦が終わって69年経ちます。日本はその間、一度も戦争に巻き込まれることなく、平和な国家を築いてきました。一方で米国は幾度も戦争や武力行使を行ってきました。日本も米国の戦争に加担し、世界中で武力を行使するようになれば、日本に対する世界の信頼は崩れさるでしょう。米軍の基地が集中する沖縄は真っ先に攻撃やテロの対象となります。また武力行使には、民間人の犠牲もつきものです。世界中で弱い子どもや女性が殺され、苦しみ、難民となります。私たちは、日本がそのような国になることを何としても阻止しなければなりません。「命どぅ宝」、これは何もウチナーンチュや日本人だけの命を指していません。世界中のすべての人々の命を大切にすることが、平和への近道であると思います。
 日本の平和主義を守り抜くために、ともに立ち上がり、安倍政権に「NO!」を突きつけましょう!

※7月2日「集団的自衛権の行使容認糾弾!再び沖縄を戦場にはさせない!壊憲に突き進む安倍暴走政権を許さない県民大会」での糸数けいこのアピール
平和主義を守り、安倍政権に「NO!」を_f0150886_13472293.jpg
  1000人委員会5・28院内集会で連帯のごあいさつ(fhoto by michita)

○資料 2014年7月1日 立憲フォーラム「声明」

  集団的自衛権の行使容認の閣議決定は許されない

 本日、安倍内閣は集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行いました。「海外で戦闘に参加する」というこの決定は、「自国の防衛以外の武力行使はできない」という最も基礎となるが我が国の考えを根底からくつがえすもので、私たち超党派の衆参議員でつくる立憲フォーラムはこの歴史的な暴挙とも言える決定に強く抗議します。またこれは、憲法は権力を拘束するという立憲主義を否定するものであり、立法府にあるものとして断じて容認することはできません。

 今回の閣議決定は、戦後一貫して堅持してきた「専守防衛」の基本政策を、国民の声をきくこともなく、現場の自衛隊員の現状を思いやらず、国会で論議もせず、密室での与党協議で変更を強行しました。これまでの非軍事に徹した国際協力のあり方を変えるもので、近隣諸国の警戒感、アジアにおける緊張を高めるでしょう。さらに、安倍政権の言う集団的自衛権の「限定」は、時の内閣によっていくらでも変えられるため「歯止め」にはなりません。しかも、「邦人輸送中の米艦の防護」など武力行使の具体的事例は、国会審議の中でその根拠がないことなどが明らかになり、事例は「机上の空論」でしかないことは明白です。そもそも、日米安保条約は第三条では、我が国は米国のために集団的自衛権を行使しないことを「各国の憲法上の規定に従うこと」と明記しており、日本の軍事力行使は憲法の制約及び条約の明文規定に反するものです。

 私たちの憲法は、先の大戦における310万人の日本人、2000万人を越えるアジア地域での尊い命の犠牲の上につくられました。戦争への反省にたって「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」という前文と、「戦争の放棄」を謳ったのが第九条です。その具体的な反映が、「集団的自衛権は持つが行使はしない」という政府の判断であり、その結果、朝鮮戦争やベトナム戦争に加わることなく、私たちは戦場において、他国の人を殺傷せず、一人の犠牲者も生まず、作らないという誇るべき歴史を歩んできたのです。

 時の政権が歴代内閣によって確立された憲法解釈を変更することは、政府を憲法による制約の下に置くとする立憲主義に違反し、法の安定という点からも許されません。私たちは、こうした憲法及び法令に違反する閣議決定は無効の行政行為であり、憲法9条の法規範性は不変のものであることを国民に宣言します。私たち立憲フォーラムはこのような政府・与党の暴走を許さないために、国会での論議を積極的に担うとともに、今回の暴挙に反対して立ち上がる広範な人びとと手を携え、「他国とともに戦争をする集団的自衛権行使容認を許さない」、「軍事力を行使する国にさせない」、「民主主義、立憲主義を破壊する安部内閣の暴走ストップ」の声を地域から上げていきます。

by itokazu-keiko | 2014-07-03 13:55 | 活動日誌
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