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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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平和の尊さ 次代へ 沖縄・ひめゆり資料館の相思樹

平和の尊さ 次代へ 沖縄・ひめゆり資料館の相思樹_f0150886_10232753.jpg
 【写真】戦争のない平和な世界の実現を願って相思樹の苗木を植える糸数参院議員(中央)と林住職(右)、大地ちゃん

 妙円寺境内に植樹

 花巻市愛宕町の妙円寺(林正文住職)で21日、「沖縄-平和への道」と題した講演会が開かれ、講師の地域政党「沖縄社会大衆党」委員長の糸数慶子参院議員(66)が、戦争の悲惨さを伝えながら、次代に引き継いでいく平和の尊さを訴えた。講演会後には、ひめゆり平和祈念資料館に植えられている相思樹の苗木を植え、平和への誓いを新たにした。

講演会は、市民らに国際情勢や安全について改めて考えてもらおうと永代経法要に続いて本堂で開かれた。

 糸数議員は沖縄県読谷村出身で、太平洋戦争で多くの民間人を巻き込んだ沖縄戦の様子をはじめ、戦後、米兵による女児に対する暴行事件などの沖縄の実態について説明。

 終戦間際に母親が生まれたばかりの女の子と幼い長男を亡くしたことに触れながら、「母は明るく、陽気な人で、私に対しては戦争中のつらい思いを語らなかった。後に、母の悲しみを知り、『かわいい子供が奪われることはあってはならない』という思いが、平和バスガイドの仕事に生かされた。世界中の母親が悲しむことになってはならない」と訴えた。

 また、「日本の国は平和憲法の下で69年間にわたって平和が守られてきた」と憲法9条の精神に触れながら、「戦争はあってはならない。孫の世代を戦争に行かせてはならない」と恒久平和を強く願った。

 糸数議員は今回の講演会に合わせて同寺に相思樹の苗木5本を寄贈。講演会後には、「アンネのバラ」や「広島の被爆アオギリ2世」「長崎の式見中学校のクスノキ」が植えられている境内で、糸数議員と林住職(78)、林住職の孫の大地ちゃん(3)の手で平和を祈りながら相思樹の苗木が植樹された。

 林住職は「世界中の子供たちのため、次の世代に平和を手渡していきたい」と願っていた。

※「岩手日日新聞」2014年7月22日付けに掲載


 ソウシジュ植樹 非戦の誓い新た 花巻の妙円寺

 花巻市愛宕町の妙円寺(林正文住職)は21日、沖縄県糸満市の「ひめゆり平和祈念資料館」ゆかりのソウシジュを植樹し、非戦の誓いを新たにした。
 提供した糸数慶子参院議員(66)=無所属、沖縄選挙区=と林住職(78)、孫の大地ちゃん(3)が80センチの常緑高木の苗木に土をかけた。4~5月に黄色い花が咲き、成長すると約10㍍にもなるという。
 ソウシジュは、沖縄戦で多くの犠牲者が出た「ひめゆり学徒隊」の学校で植えられており、戦争体験を伝え続ける同資料館でも並木として育てられる。
 同寺では、どちらも被爆2世の広島市のアオギリや長崎市のクスノキなども育てる。林住職は「世界の子どもたちに平和を手渡すのが大人たちの役目だ」と言葉に力を込めた。
 糸数さんは20、21の両日、花巻市内で講演した。

※「岩手日報」2014年7月22日付けに掲載

by itokazu-keiko | 2014-07-22 10:22 | 報道
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