辺野古「抗議」を激励
糸数氏に送られた姜尚中氏からの手紙

姜尚中氏
【名護】米軍普天間飛行場の辺野古移設に抗議し、連日行われている米軍キャンプ・シュワブゲート前の抗議行動に、政治学者の姜尚中氏から激励の手紙が届いた。手紙を受け取った糸数慶子参院議員が集会で読み上げると、集まった市民らは拍手で喜びを示した。
姜氏は、辺野古への移設を進める政府の行動に対し「沖縄は今、またしても横暴な国に蹂躙(じゅうりん)されようとしており」と批判し、「怒りで血が全身を逆流しそうです」と政府への強い怒りをあらわにした。
最後に「これから困難な日々が続くと思いますが、私も自分の持ち場で全力を尽くしたいと思います」と市民らを激励し、反対運動への協力を示した。
手紙を読み上げた糸数氏は「姜先生は辺野古や高江にも来たことがあり、今回もぜひ応援に行きたいと話している。全国からの応援が力強く、ありがたい」と感謝を示した。
※「琉球新報」2014年8月3日付けに掲載