
10月28日(火)、外交防衛委員会の一般質問で「辺野古の環境破壊」について防衛省を追及しました。
辺野古のヘリ基地反対協議会ダイビングチームが台風19号の通過後10月15,17日に辺野古崎近くの海底を調査した写真を掲げ、沖縄防衛局が台風対策を怠ったため、海に設置したフロートの固定用ワイヤーロープやアンカー(いかり)が「サンゴ礁や海底を傷つけた」ことを示しました。防衛省は、専門家委員会を設置し調査することを約束しました。
この日は他にも、①沖縄市におけるドラム缶汚染問題②環境補足協定の実質合意③普天間飛行場の「5年以内の運用停止」問題-について江渡防衛大臣と岸田外務大臣に質問しました。

答弁する江渡防衛大臣
◆サンゴ礁損傷「管理ずさんでない」
【東京】名護市辺野古の沿岸で、新基地建設のために沖縄防衛局が設置した浮具などがサンゴ礁を損傷させた問題で、江渡聡徳防衛相は10月28日、「管理体制がずさんとは考えていない」との認識を示した。参院外交防衛委員会で糸数慶子氏(無所属)の質問に答えた。
江渡氏は防衛局の対応について「事前にブイを陸に揚げるなど、できる限りの対策を講じている」と説明。台風の影響を今後の調査で確認し、今年4月に設置した環境監視委員会の意見を聞くなどの対応を考えていると述べた。
※「沖縄タイムス」2014年11月3日