
沖縄市で発生した米海兵隊少佐(40)によるひき逃げ事件で、沖縄社会大衆党執行委員長の糸数慶子参院議員らは12日午後、外務省沖縄事務所を訪れ、容疑者の身柄引き渡しや日本側の裁判権の行使、日米地位協定の抜本的な改定を求めた。
糸数氏は「県内で起きた米軍人や軍属の事件、事故は数限りない。日米地位協定が壁になり、大きな怒りを感じる。再発防止や綱紀粛正も形骸化している」と抗議した。
高田稔久沖縄担当大使は「米軍がらみの事件事故を減らすのは私の重要な仕事の一つで、機会あるごとに米軍側に申し入れている」などと説明した。
※「沖縄タイムス」2014年12月13日
身柄引き渡し社大が求める 外務省に抗議
社大党委員長の糸数慶子参院議員は12日、外務省沖縄事務所で高田稔久沖縄担当大使に対し、米海兵隊少佐が容疑者となっているひき逃げなどに抗議した上で、「理不尽な日米地位協定は抜本的に改定すべきだ」と述べ、容疑者の身柄を日本側に引き渡すよう米側に求めるべきだと申し入れた。糸数氏は「基地外飲酒の制限が事件防止につながる」と求めた。
※「琉球新報」2014年12月13日