カテゴリ
以前の記事
2017年 08月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
![]() ![]() ![]() 辺野古真基地建設反対で、なぜ 「オール沖縄」をつくれたのか 【今月のひと】糸数慶子さん(参議院議員) 今月の人は、参議院議員の糸数慶子さん。 「平和の一議席」と訴えて初当選以来、オール沖縄の中心の一人として活躍していらっしゃいます。 国会開催中のお忙しい中、神奈川革新懇・春の交流集会で、記念講演をお願いしました。 講演の主な内容を掲載します。 読谷村生まれ~沖縄戦で、米軍が上陸して来た地 沖縄の読谷村で生まれ育ちました。生まれた時から米軍基地があり、戦前の沖縄戦で米軍が初めて上陸してきた場所です。教科書問題でクローズアップされた集団自決の場所、慶良間諸島は目の前です。1965年米軍の演習でパラシュート投下されたトレーラーに、小学生の少女が圧殺された事件の場所でもあります。 沖縄戦は、米軍54万人で包囲攻撃され、沖縄の県民は4人に1人が亡くなるという戦いでした。 沖縄県民の期待が裏切られた沖縄返還 日本に返還された後(1972年)でも、米兵による犯罪は枚挙にいとまがありません。青信号で渡っている歩行者を信号無視ではねた事件。ほかにもレイプ事件や暴力事件。しかも日本の警察による、逮捕・取り調べをすることなく本国に送還されているのです。 佐藤首相は非核3原則によりノーベル平和賞をもらいましたが、返上するべきです。本当は、沖縄返還時にアメリカと「核兵器持ち込み密約」を結んでいたのですから。 返還によって、「日本国憲法により沖縄県民の人権が守られ、核も基地もない本土並みになる」と期待して、日本への復帰を望んだはずが実際は裏切られたのです。 沖縄の歴史「琉球王国」 昨年、国連で話をする機会がありました。沖縄の言葉(琉球語)での挨拶からはじめ、あとは英語で沖縄の立場を次のように訴えました。 沖縄の人たちには、琉球独自の言葉があり、ユネスコは独自の「琉球民族」として認めています。 「琉球王国」は武器を持たない小さな王国でしたが、400年前からの長い歴史を持っていて、中国と薩摩藩の間で微妙な平和外交を行い生き延びてきたのです。またアメリカ、フランス、オランダとは修好条約を結び、貿易の中継、水や食料の補給する約束をするなど独自の外交をしていました。 しかし明治12年に、日本の枠組みに組み入れられて沖縄県になり、納税義務と徴兵義務が課せられました。 奪われた沖縄の土地 沖縄県民の土地は、明治12年、日本に取り上げられ、そして占領時にアメリカに暴力的に奪われ、さらに日本への返還時にはアメリカに差し出されました。 そして今、住民の反対にもかかわらず新基地をつくるために、暴力で土地が奪われようとしているのです。 「保守も革新もないオール沖縄」をつくる原動力とは? 沖縄の県民はこのような体験を共有しています。これが沖縄県民にとって保守も革新もないオール沖縄の運動をつくる原動力になっているのです。 辺野古新基地のもんだいでも、昨年1月の名護市長選挙で稲嶺市長、11月の県知事選では翁長知事、12月の衆議院選挙ではオール沖縄候補が当選するなど、「基地はつくらせない」という沖縄県民の意思は明確です。建白書はその結実です。 (注)「建白書とは」、 2013年1月、県議会とすべての市町村長と議会議長が署名して、①オスプレイ配備反対、②辺野古新基 地建設反対の内容を安倍首相に提出した。県知事選と総選挙は、この内容が共同綱領になって、たたかっ た) 辺野古新基地前では、連日反対運動が続いています。ここでは、海上保安庁が本来の仕事を放棄して、記録している人のカメラを奪いにボートに乗り込んでくるなど、とんでもないことをしています。 新基地反対運動は広がり、5月17日には3万5千人が集まって反対集会が行われました。 宮﨑駿(はやお)さんなど多くの方の呼びかけで「辺野古基金」ができて、「現地まで行けないのでせめてカンパを」との声とともに、全国から2億円を突破する基金が集まっています。7割が本土からのカンパです。 亡くなられた菅原文太さんは、知事選挙のときに「政治家のするべきことは、国民を飢えさせないこと、もう一つは戦争をしないこと、この2つです。」とおっしゃっていました。本土からの応援は心強いものです。 新基地建設反対を国際社会とアメリカに訴える 翁長知事を先頭にして、国際社会に訴える具体的な行動を始めています。5月27日ハワイ経由でワシントンに行き、米政府と米議会に沖縄の現実を訴えに行きます。沖縄は「新しい基地はいらない」、「辺野古に基地をつくらせない」が沖縄県民の意思だということを訴えて来ます。 安倍政権の暴走に「NO!」を 安倍政権がやろうとしている安保平和法制(戦争法案)、集団的自衛権、機密保護法などを止めて、今の政見の暴走に「NO!」を突きつけていきましょう。
by itokazu-keiko
| 2015-05-24 12:46
| フォトレポート
![]()
|
ファン申請 |
||