糸数慶子参院議員 オール沖縄で支えた県知事を先頭にした初の訪米だ。知事が会談した国務省や国防総省、米連邦議員、シンクタンクなどに加え、自分は女性や市民グループなどにも訴えた。多角的な訪米行動になったと思う。現場では海上作業が続き、厳しい闘いだが、知事が直接米側に考えを伝えに行くことはインパクトを与えた。米兵による少女暴行事件から20年、県民は新基地を造らせずに闘ってきた。要請では立場が違う連邦議員でも「地元の情報が知りたい」と一生懸命話を聞く人もいた。何があっても阻止するとの思いを伝えるため、何度でも訪米したい。
※「琉球新報」2015年6月6日「知事訪米同行団 各界代表の総括」