昨夏の国連差別撤廃委で「辺野古建設は人権無視」と熱弁を振るった沖縄選出の糸数慶子参議院議員も「戦後、米軍の統治下で土地を強制的に奪われたばかりか、車にひかれて殺されても、女性がレイプされても住民の権利は守られなかった。本土復帰後も沖縄の人権は踏みにじられた」と嘆く。翁長知事の国連演説にまともに取り合わない政府には「県民が繰り返し選挙で辺野古新基地建設に反対しているのに、民意に反して工事を進めようとしている政府の姿勢は人権侵害の最たるもの」と憤る。
※「東京新聞」2015年9月25日 こちら特報部