10日、法務委員会にて①外国人研修制度の適正化策、②出入国管理及び難民認定法改正案について質問しました。今回は、3人の参考人に質問をしました。
先日、委員会の視察で、東京の2箇所の研修生受け入施設を回りました。非常にうまくいっているケースで、整ったところでした。食事にも配慮し、ハラルフードを用意したり、研修生本人たちの意思を尊重し、確認し、雇用主と研修生がおたがい助け合って、必要としあう状況がよく見える理想的な施設でした。すべてがそうあったらいいな、と思いました。現地での聞き取りにおいて、特に、雇用主の側は、いまは、高校卒業生を採用しようとしても、一人集めるのにものすごく苦労する、だから、国からきちんとした人を派遣してもらえる制度は、本当に助かる、との意見でした。
これを踏まえて、滞在期間の延長や、言語取得、受入れ人数枠の拡大について3人の参考人から見解を伺いました。また、旗手参考人に対しては、送出し機関に対する罰則規定がないことについて、政府答弁では「外国にあり、対応が難しいので、政府(当局)間取決めで不正行為をする送出し機関を排除する」旨の発言についての見解も伺いました。
今回の質疑の模様は、参議院HPにてご覧頂けます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php